うちの一人息子が子ども園年長時に初めて日帰り(コロナ禍故)で行き、「楽しかった〜」と帰宅してきた「鹿野山少年自然の家」。これから4.5.6年生では宿泊で行けると楽しみにしている場所。
親は一度も訪れたことのない此方へ行けるという機会が、習志野市PTA連絡協議会(通称:市P)主催の視察会としてあるということで、希望し参加させていただきました。

行ってみると各学校のPTA代表が、各々施設への疑問や要望を持ってきていて、施設長に質問したりと、親達が現地を実際に見て、知り、学ぶ良い機会でありました。施設長は笑顔で快く施設見学に同行し色々ご説明下さいました。また市役所学務課の方もいらしていて、周辺環境の変化や課題などについて、資料と共にご説明下さいました。
というのも、同施設については、数年前の台風で壊れた箇所を修繕し使用を続けていますが、老朽化も進んでおり、今後修繕を続けながらの存続が難しいと市より提言があったそうで、そのため市P及び単P(各学校のPTA)役員が、どのくらい老朽化しているのか、どんな問題があるかなどを、自らの目で見て確認するべく今回の企画がされた様なのです。

私の目で見た感想としては、老朽化はさほど気にならずとても綺麗。食堂、お風呂、体育室もあり様々な活動が出来そう。また子ども達が自然と楽しく触れ合える設備や環境(キャンプサイト、山、川、天体観測望遠鏡、草や木の実で作るクラフト体験など)がいっぱい。
ただ近年、周辺施設建設の影響や土砂崩れの影響で、以前出来ていた子ども達の山登りコースが一部使用できなくなったり、危険を避ける為の対策が必要であったりなど、費用を要する面も確かにあるように見受けられました。

そうは言っても、習志野市独自の取り組みとして長年続いてきた、3年間通して2泊3日の林間学校体験が出来る場所。大人になった今でもその思い出を語る習志野市出身の親が沢山いたほどです!(他の自治体は大抵5年生で1泊2日の活動のみです。)
同学年の仲間と貴重な体験が出来るこの場所を、是非存続させていける様、今後の近隣環境の情報等も得ながら、市役所や教育委員会の方とも連携し考えていく必要性を感じました。最終的に予算の面で厳しい場合などは、クラウドファンディングなども視野に入れたりと、今後ベストな判断と選択が出来るよう、私も微力ながら尽力出来ればと思いました。

この度は貴重な機会に参加させていただきましてありがとうございました。

会計監査 寺田